NGサインをしている女性

違法行為に注意!NGな車のカスタム


自動車は公道を走る凶器のようなものなので、不正改造に対しては道交法でも厳しく取り締まりがなされています。近年は、暴走族や走り屋に対する取り締まりも厳しくなったので、昔ほどの無茶な改造を行っているような車は見かけませんが、それでも知らない間に不正改造を行ってしまっているというケースもあります。ここでは、そんな不正改造についてご紹介いたします。

クルマ好きなら不正改造はやめよう

ダウンサスやシャコチョー

若者の車の改造で最も多いのがダウンサスです。 要するに、純正のサスペンションのバネを短いバネに変える方法です。あるいは、車高調整可能なサスペンションに変更するシャコチョー。これらの改造を行うと、スーパーカーのように車高が低くなってかっこよく見えます。

その代り、サスペンション本来の振動を緩和するという効果が薄れてしまいます。従って、路面からの振動がお尻に伝わりやすくなってしまいます。もっと酷いのは斜面の路面では、車の底が路面に接触してしまいます。ちなみに地上から車高が9センチ以上で、フォグランプが地上から25センチ以上ないと車検にも通りません。

偏平タイヤ

近年、偏平タイヤやインチアップホイールが流行しています。確かに、アルミマシンカットのオシャレなホイールや薄っぺらいタイヤを履いている車というのはかっこいいものです。ところがそんな改造は、ハンドリングに大きく影響をしてしまいます。第一ハンドルが重たく感じます。

それに高速走行やカーブを曲がる際に、ホイールがゆがまないようにとか、タイヤがパンクしないようにとか余計な心配が付きまといます。とくに、道路からコンビニの駐車場などに入る際の段差には要注意です。

こちらも参考になります→タイヤ関連法令 – 日本自動車タイヤ協会

車の改造をする前に要チェック

ランプなど灯火類の色変更

ランプなどの灯火類の色は法律で決められており、勝手に他の色に変えてしまうと周囲の人に誤認されるので危険です。ちなみに、ブレーキランプは赤・ウインカーはオレンジと決められています。

さらに車幅灯も白か淡いオレンジとなっています。最近、この車幅灯もブルーにしている人を見かけます。確かに、白よりもブルーのほうがオシャレな印象を受けますがNGです。その他にも、バックランプも白という決まりがあります。

タイヤのはみ出し

走り屋に多い改造が、ホイールの面を車のボディーのフェンダーと同じ位置まで持ってくるという通称ツライチという改造です。
ちなみに、ツライチまでの改造は違法ではありませんが、ちょっとでも車体からタイヤがはみ出ると違法なので注意が必要です。

こうした改造を不正改造とみなすにはそれなりの理由があります。車体やブレーキ機構と干渉する恐れがあるからです。それにタイヤが車体よりもはみ出していると、歩行者にとっても危ないといえます。

マフラーの不正

今はバイクの暴走族も随分と減りましたが、昔は爆音を出してバイクの暴走族が金曜日の夜になると公道を走り回っていました。こうしたバイクに限らず車の場合においても、マフラーを切断したり取り外すという改造は違法です。

ちなみにマフラーは、自動車の排気音を軽減するための部品です。これを不正改造すると、たちまち騒音公害となります。その他にもマフラー手前の触媒装置を取り外すのも違法です。もし触媒装置を取り外してしまうと、有害な排気ガスがそのまま大気に垂れ流してしまうからです。

窓ガラスの着色

昔は、後部座席のガラスの内側にスモークフィルムをよく貼りました。ところが近頃では、スモークガラスが標準装備されています。ただし、運転席や助手席の窓ガラスやフロントガラスだけはスモークガラスにはなっていません。

何故ならば、可視光線透過率が70%以上確保するように法律で決められているからです。もしそれ以下にしてしまうと、夜間運転する際に視界が悪くなって交通事故を起こす恐れがあるからです。スモークフィルムもですが、車検シール以外のいろんなステッカーを貼る場合にも注意が必要です。

不正なクラクションやホーン

近頃では、暴走族がゴッドファーザーのミュージックホーンを鳴らして公道を走るということが少なくなりました。こうしたミュージックホーンは、イベントの宣伝をしているような誤解を招く恐れがあります。

そうしたことから、ミュージックホーンの装着は不正改造とみなされます。ちなみに葬儀の際に、霊きゅう車がフォーンというクラクションを鳴らして葬儀場を出発しますが、せいぜいそこまでの改造しかクラクションの場合には認められてはいません。

まとめ

不正改造についていろんな例をご紹介してみました。マイカーをオシャレに決めたいというのは誰もが思うことですが、不正改造だけは注意したいものですね。

こちらのサイトも確認しておくと良いと思います。

許しません!クルマの不正改造 – 国土交通省

ところで、不正改造していない車は、カスタム車でも廃車にすれば売れる可能性があります。

管理人の実体験ですが、廃車買取業者が、私のカスタム車を引き取ってくれたことがありました。

その時は本当に感謝しました。事故車や故障車なども買取ってくれる廃車買取業者であれば、カスタム車も廃車買取可能かどうか、問い合わせてみる価値はありますよ。